取手市役所のマイナンバー流出の件で想う
マイナンバーを住民票に印字
取手市役所で自動交付機から住民票を発行した場合に、誤ってマイナンバーが印字されると言うトラブルが起きました。
マイナンバーが住民票に印字される条件は、窓口で手続きを行い、しかもマイナンバー印字の希望の場合だけと言うことです。
住民票にマイナンバー印字が必要な時は、会社などでマイナンバーを登録する時などでしょう。
仕様、システム改修内容
ニュース内容から仕様は以下と言うことです。
窓口で住民票を発行時、指定した場合のみマイナンバーを印字する。
自動交付機から住民票を発行した場合には、マイナンバーを印字しない
もちろん、仕様書を取手市と委託業者間で取り交わしてるはずです。
今回の住民票発行システムの改修内容は
窓口で住民票を発行時、マイナンバー印字を希望した場合、職員がパソコン画面上で例えば「マイナンバー印字」を選択すると、住民票にマイナンバーを印字する。
と言うことだったと思います。
問題発生の原因
ニュースでは詳しく報道されていないのですが
委託業者が仕様書通りに作っていない
委託業者と取手市が確認をしていない
ことが原因だと思います。
テスト内容としては、たぶん窓口操作で「マイナンバー印字」選択時と選択しない場合の確認を行っただけでしょう。
自動交付機から住民票を発行するテストを行っていたら、直ぐに誤りが解ったと思います。
会社員時代のトラブル
システム開発を行っていたので、トラブル発生時は大変でした。
もちろん、誤っていたシステムの改修を直ぐに行うのは当たり前ですが、他の箇所に影響はないか等の調査、今後同様なトラブルを発生しないための対応策等の資料作りで、徹夜をすることも多かったことを思い出します。
※この記事は、別途立ち上げたブログ(どうなる?セミリタイア生活)の10月15日分と同じ内容です。